【時事ドットコム】米専門部隊が帰国へ=原発事故、危機回避と判断

【時事ドットコム】<米専門部隊が帰国へ=原発事故、危機回避と判断>より転載

 東京電力福島第1原発の事故対応のため派遣された米海兵隊の特殊兵器対処部隊「CBIRF(シーバーフ)」が来週にも米国に帰国することが19日、分かった。当面、危機的な事態は回避されたと判断しているためだ。
 北沢俊美防衛相は同日午前の記者会見で「東京電力の(事故収束に向けた)工程表も出た中で、CBIRFは米国にとっても貴重な存在だから見通しが立てば帰る」と指摘。また防衛相は、CBIRFの活動拠点の米軍横田基地(東京都)を訪問し、謝意を示す意向を明らかにした。22日か23日に訪れる方向で調整している。
 CBIRFは放射能や生物・化学兵器などへの対処を専門とする部隊で、2日に第1陣が来日。約150人が横田基地で、自衛隊と除染活動などの訓練を行っている。(2011/04/19-11:40)http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011041900345

 

●まだ収束したわけではありませんが、『当面、危機的な事態は回避されたと判断している』ということで、まずは一安心。本当に安心できるのはまだまだ先のことですが、現状と先行きの見通しがある程度ついたことで、どう対処するべきかおおよその見当がつく。一方、地震は10年間も続くというのでどの様に対処するべきか迷うところだが、10年間じっとして待つわけにはいかないので、大きな地震に対する心構えと具体的な備えを万全にしながら、前向きにしっかりと生きていきたい。